お金とのつきあい方

　　お金で身を亡ぼす人たち

君たち２人には、幼いときから折に触れて伝えてきたつもりだが、世の中にはお金とのつきあい方を間違えて、身を亡ぼす人たちがたくさんいる。

統計によるとNBA選手の約60％が引退から5年以内に自己破産しているという。

NBA選手は平均4.8年のキャリアで1年約550万ドル（約8億円）を稼ぎ、生涯報酬は約2640万ドル（約39億円）強に及ぶ。

なぜ、一般的に見たら大金持ちの彼らが自己破産に追い込まれるかというと、話は単純で稼ぐ以上に使うからだ。

短い期間で得たお金は短い期間で失うもので、宝くじに当選して大金を得た人が、金の管理の仕方を知らず、その大金を失い、宝くじに当選する前より不幸になってしまうという話と共通したものだと思う。

　　お金は自由の土台

お金は、多くの人が人生において重要な役割を果たす要素と捉えている。しかし、その重要性を過剰に捉え、お金に支配されてしまう人も少なくない。

お金はあくまでも手段であり、目的ではない。真の自由とは、物質的な豊かさよりも、心身の健康、人間関係、自己実現といった内面的な充実感にこそ根ざしている。

しかし、お金は自由の土台となる重要な役割も担っている。生活に必要な衣食住を満たし、健康を維持し、自己研鑽や趣味を楽しむための時間や環境を得るためには、一定のお金が必要だ。

お金との健全な関係を築くためには、以下の2つの視点が重要である。

1. お金の役割を正しく理解する: お金は目的ではなく手段であり、真の自由は内面的な充実感から生まれることを認識する。
2. お金を管理する: 収入と支出を把握し、計画的に管理することで、必要なものにお金を使うことができる。

２人には、お金との健全な関係を築き、上手に活用することで、時間や場所に縛られない自由な生き方や、自己実現に向けた挑戦など、より充実した人生を送ってほしいと思っている。

そのため、ぜひ以下の参考動画を１度は視聴してみてほしい。きっと２人の将来に役に立つものと思っている。

・リベラルアーツ大学の動画（全般）

では、健闘を祈る。

土井　淳司

代表

2児の父（絶賛子育て中）
子どものコーチングやカウンセリングに興味があります。
このサークル活動を通して、自立した寛容な人が増えて、もう少し生きやすい社会になったらいいなと思っています。
子どもも大人ももっと遊びましょう
趣味：麻雀、将棋（将棋ウォーズ二段）、ボードゲーム、バドミントン、ビリヤード、カラオケ