保護者様へ

最近の闇バイト事件について思うこと

numahama1310doi

最近の闇バイトに関する報道を見ていて、思うことが3つある。

思考停止した人の残虐性とコントロールしやすさ

使い捨てにされるのがわかっていても、命令されるままに動いてしまう。どこかの時点で合理的な判断ができなくなってしまうのか、自分で考えること、判断することをやめてしまう。

思考停止し、命令に服従する人間は、首謀者には扱いやすく、一般市民にとっては脅威でしかない。

この状態にハマると抜け出すのは、とても難しいので、初めから闇バイトには近づかないことが重要だと思う。

金融教育の大切さ

改めて金融教育の大切さを実感している。

というのも、闇バイトに応募するきっかけが、借金などお金に関するケースが多いと思うから。

金融教育といっても、お金がある範囲で支出を抑えるという初歩的なこと。

現代社会は、CM等により、ほしくもないものを欲しいと思わされ、クレジットカードや消費者金融で簡単に借金ができ、自分の欲望を抑制できない人間は、簡単に泥沼にハマって行く。

個人的には、最近出てきたクレジットカードではない「atone」等の若年層向けの後払い決済サービスが拡大していくことを危惧している。

大人でも多重債務に陥るケースが後を絶たない中で、子どもに後払いを認めるのはどうかと思う。

なので、自分の子どもが深みにハマらないことはもちろん、多重債務者→犯罪者→治安悪化、これを防ぐためにも、社会全体で子どもへの金融教育はますます重要になってくると思う。

若者の可処分所得を増やす

バブル崩壊以降、現役世代の可処分所得は一貫して減少してきた。

国は、税金を上げると批判が大きくなるため、一般市民が気づきにくい社会保険料を徐々に、しかし大幅に上げてきたためだ。

その結果、今の社会に報われなさを感じている若者が増えているのではないか。

国も、もう少し若者へ予算を振り分けた方が良いのはないかと感じている。

「政治とカネ」より「経済と心」の問題「今を楽しめなくなった」若者と現役世代(荒川和久) – エキスパート – Yahoo!ニュース

「歴史は繰り返す」経済バカ殿がトップだと庶民が苦しむ|荒川和久/独身研究家・コラムニスト

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土井 淳司
土井 淳司
代表
2児の父(絶賛子育て中)
子どものコーチングやカウンセリングに興味があります。
このサークル活動を通して、自立した寛容な人が増えて、もう少し生きやすい社会になったらいいなと思っています。
子どもも大人ももっと遊びましょう
趣味:麻雀、将棋(将棋ウォーズ二段)、ボードゲーム、バドミントン、ビリヤード、カラオケ
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